内閣支持6.5ポイント増の27.3% 首相辞任反対が上回る 時事世論調査

目次

  • 支持率が反転上昇するも
  • 依然として低水準
  • 首相辞任「思わない」がわずかに優勢
  • 自民党支持層では圧倒的な続投支持
  • 内閣を支持する理由は
  • 「他に適当な人がいない」が最多
  • 政党支持率では参政党が野党トップに
  • 半数が支持政党なし 国民の政治離れも
  • 今後の焦点は党内力学と首相の判断

支持率が反転上昇するも依然として低水準

2025年8月に実施された時事世論調査によると、石破内閣の支持率は27.3%となり、前月比で6.5ポイントの大幅増となりました。

一方、不支持率は49.6%と依然として高いものの、前月から5.4ポイント減少しています。

石破内閣 支持率と不支持率の推移

首相辞任「思わない」がわずかに優勢

「辞任すべきではない」と答えた割合は39.9%で、「辞任すべきだ」の36.9%をわずかに上回りました。

差はわずか3ポイントと接戦であり、国民の意見が拮抗している状況です。

自民党支持層では圧倒的な続投支持

自民党支持層では「辞任すべきではない」が65.9%と圧倒的多数。

主要政党支持率の推移

内閣を支持する理由は「他に適当な人がいない」が最多

最多理由は「他に適当な人がいない」13.6%

内閣を支持する理由

不支持理由では「期待が持てない」が26.9%

内閣を支持しない理由

政党支持率では参政党が野党トップに

自民党15.7%、参政党7.6%で野党トップ。

半数が支持政党なし 国民の政治離れも

支持政党なし層50.0%。各政党にとって課題。

今後の焦点は党内力学と首相の判断

短期的には追い風だが、党内動向次第で再び支持率低下の可能性。