【石破首相】終戦80年の全国戦没者追悼式で「反省」を明言

2025年8月15日、全国戦没者追悼式

日本武道館)にて、石破茂首相

13年ぶりに「反省」という言葉を

式辞に盛り込みました。

この「反省」発言は、戦後80年という

節目において、日本の歴史認識や平和国家

としての姿勢を再確認する重要な

メッセージとして注目されています。

「反省」が消えていた13年間の背景

1994年、村山富市首相が「深い反省」を

表明して以来、歴代首相は追悼式で

「反省」を使用してきました。

しかし2013年以降、安倍晋三菅義偉

岸田文雄各首相の式辞では「反省」が

消え「歴史の教訓を胸に刻む」という

表現に置き換えられてきました。

石破首相の多角的な「反省」の意味

石破首相の「反省」は、アジアへの

加害責任だけでなく、戦争の経緯

政治責任文民統制など多方面を

見据えたものです。

「反省の上に教訓がある」という首相の

言葉は、過去を直視して未来を築く

姿勢を示しています。

文民統制へのこだわり

防衛大臣経験者である石破首相は、

戦前の軍部独走を許さないための

文民統制を重視しています。

首相就任後も自衛隊幹部会合で率直な

議論を行い、安全保障政策における

政治の責任を強調しています。

平和国家としての誓い

石破首相は

「戦争の惨禍を決して繰り返さない」と

改めて誓い、戦後80年における平和国家の

歩みを強調しました。

「戦後80年談話」への布石

今回の「反省」復活は、年内にも発表が

予想される戦後80年談話への

布石とみられます。

まとめ

石破首相が13年ぶりに口にした

「反省」は、日本の歴史認識と未来への

責任を示す大きな一歩です。